今回取材した菓匠庵　寿堂は大手町で創業１１５年目を迎える老舗菓子店です。
　今回は新商品の「越後姫のドライフルーツ羊羹」の紹介をさせていただきます。
　勉強会で出会った、米倉いちご農園の苺稟（いちりん）の若杉さんが栽培、加工した越後姫のドライフルーツを使用した、和洋折衷の羊羹で、市内のBARではワインやブランデーなどと共に提供されています。
　また、新潟県主催で山形イタリアンのアル・ケッチャーノ奥田シェフを招き、地方創生レシピを市内若手職人でこの羊羹を振舞った際にも高評価をいただいたとのことです。
　この商品のパッケージデザインについては現在の形になるまで苦労したそうで、「一年以上前から悩み続けた結果、２０代〜４０代を主なターゲットとして、和モダンをイメージさせるよう、白色をベースに指し色として苺の色を配色してデザインし直したリニューアルパッケージでの販売となりましｈた。当商品はお茶はもちろん、コーヒーや洋酒にも合う商品で、一本1,200円でのご提供となります。ぜひ一度ご賞味ください。この他にも地元の食材を使用したいちじく饅頭も好評を頂いております。あわせてお買い求め頂けますようご来店お待ちしております。」と話されました。
　

コメント
今回の取材にご協力頂いた４代目の鈴木健太郎さんは、和菓子職人としての技術はもちろん、経営という面においても、当所主催のセミナーに参加や、以前の持続化補助金に取組み、地元食材を使った商品開発を行うことで六次産業化にも寄与するべく、常に販路開拓にアンテナを張られています。城下町しばたの和菓子を代表する店舗経営の一助として今後も支援できればと思います。
　
経営指導委員　神田