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こんにちは。荒川で酪農業をしています尾田拓志です。
当牧場では、乳牛(ホルスタイン♀(雌))50頭と肥育素牛の黒毛和種と交雑種を10頭くだい飼育しています。
毎日、生乳を約1,300kg出荷し、その生乳は市内岡田にあるクーラーステーションに輸送され、そこから大型ローリーに乗せかえられて、県内の乳業メーカー、農協乳業や安田ヨーグルトなどに到着し、殺菌、加工処理され、牛乳や乳製品として、市場に出回ります。
また、牛の糞尿を米のもみ殻と混ぜて発酵させた肥料を販売しています。主に市内のアスパラ農家や家庭菜園などに使用いただいています。
創業は、昭和54年に今の場所に私の父が牛舎を建てました。当時は牛一頭から始め、私が2代目となります。
ホルスタインのイメージを一言で言うとどう思うか?私は「すごい」と思います。体重は約600kg〜700kgで一頭から一日に30〜40kgの生乳が生産され、糞尿は畑の肥料となります。生まれた子牛は♂(雄)なら肉用牛となり、食肉となります。とても経済効果の高い動物です。
しかし、生乳・食肉を生産するためだけに飼われていると考えると、可哀想だなと思う時がありますが、全国的に牛の頭数、生乳の生産量は減少傾向にあります。
これからは、効率よく安全な食品生産と環境にやさしい酪農を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。 |